とは言っても、別に私が
盗撮した訳ではありませんので
悪しからず
パシャリ静かな空間に響き渡る音
・・・・数秒、思考停止
《シャッタ-音
今のシャッタ-音だよね
》
《えっ
もしかして撮られた
》
《と・・
盗撮私
盗撮されたの
》
《私、今日
スカ-トだし
後ろの人さっきから、直ぐ後ろで何かゴソゴソしているし
間違いないよね
》
《でもちょっと待って
》
《今この空間に居るのって・・・・
私と後ろにいる
禿げてるおじさんだけじゃん
》
そう此処は
エレベ-タの中、
完全な密室《
怖い怖いよ~》
《
お願いだから早く着いて~》
完全にパニックてる私は
直ぐにボタンを押して近くの階で降りるなんて考えられず
一階に着くのを
ひたすら待ってました
その時また
パシャリ更にもう一回
パシャリ私が何も言わない事を良い事に、この
禿げ親父は
2回も、しかも
フラッシュまで炊いたのでした
流石に頭に来た私は、後ろを振り向き
携帯の画面を
ニヤニヤしながら眺めている
禿げ親父の手から
携帯を取り上げると※
「これ何ですか
私のスカ-トの中の写真じゃないですか
」
「これ
盗撮ですよ
私と一緒に
警察に行って下さい
」
自分でも信じられない位
大きな声で怒鳴っていました
その頃には既に一階に着いて、扉が開いており
扉の前には何事かと
野次馬の群れが出来てました
暫くすると、その中の誰かが事態を察し、連絡してくれたのか
警官が2人来て、簡単に事情を聞かれ
私と
禿げ親父は近くの
派出所へ連れて行かれました。
そこでも事情を聞かれ、結局開放されたのは
3時間後当然、その後の予定は
全てキャンセル全くついてない一日でした・・・・
以上が私の体験した
盗撮の一部始終です。
こんな体験は2度としたくありませんね
時間も無駄だし、何より
嫌な気分が残るから
※この時は頭に血が上って、何も考えずに相手から
携帯を取り上げちゃいましたが、もし私の勘違いだったら
逆に「窃盗&名誉毀損」で訴えられるところでした